アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK(アスク)」の情報発信サイト

ASK認定 飲酒運転防止インストラクター養成講座 企画・実施:特定非営利活動法人ASK 助成:日本損害保険協会(自賠責保険運用益拠出事業) 後援:内閣府/警察庁/法務省/国土交通省/厚生労働省/文部科学省 ほか

参加者の声 第6期(2013年度)

通信スクール修了者の声

勉強した内容をバス乗務員教育に活用したいと考えています。大体の運転士は飲酒運転は他人事と思ったり、体のことを考えるより「飲みたい」意識が強いように思えるので、教育にはまず飲酒運転防止への興味を持ってもらうため、アルコール体質判定セット「かんたんジェルパッチ」を購入し全社員に実施してもらいます。(バス会社勤務)

まずは自分の体質を「かんたんジェルパッチ」で知ってもらい、依存症についての知識を深めてもらう、又、定期的に研修を行ない、常識クイズ等を活用していきたい。(自動車教習所勤務)

飲酒については話題になることが多く、誤認している職員を本通信スクールの知識を活用して指導できた。安全講話でも活用できる。(警察勤務)

最初はドライバー対象の研修に取り入れようと思っていましたが、加えて新入社員研修にも取り入れたいと思います。社会人のビジネスマナーの一つとして、今回学んだことは社会人になる時こそ必要な知識だと思います。(運輸会社勤務)

アルコール、交通、薬物の教育で得た知識を活かしたい、又、アルコール問題はその人の生活、考え方等深いところと結びついていることに気付いてもらえるようにしたい。(刑務所勤務)

地区別スクーリング修了者の声

グループ討議を入れ、一方的な研修ではなかったのが良かった。また、講師はどんな質問にも分かりやすく細かく丁寧に受け答えしてくれた。自分自身はいろいろな質問に受け答えできるか少し不安であるので、定期的な研修を希望したい。(バス会社勤務)

検知器での抑止には限界があることがわかった。講師は質問に丁寧に答えてくれ、焼酎党の実験はシンプルでわかりやすかった。(警察勤務)

講師にはテキストでは知り得ないたくさんの事例や知識を教示いただいた。飲酒運転防止の他、アルコール・薬物依存の指導も担当しているため、自分にはもう一歩ふみこんだ知識を得る必要があると感じた。(刑務所勤務)

通信スクールにはない知識などを教えてもらい満足しました。講師はわかりやすい言葉で話されていて講師としても勉強になりました。DVDもわかりやすくできていて参考になりました。(自動車教習所勤務)

たいへん参考になりました。早速、職場で研修実施します。うちは代表を含めて8人の小さな会社ですが、小さな会社だけに一人一人のことを考えられるので、いただいた情報を真摯に伝えられればと思います。(一般企業勤務)

実践報告シートの記述より抜粋

ジェルパッチを利用して自分の体質を知ってもらうことができた。説明のしやすい資料やDVDがあったため、分かりやすかったという声がありました。1日1単位ということを気にする社員が増えてきたことが結果として見受けられます。(バス会社勤務)

アルコール依存症の進行プロセスや誰でもなる可能性があることを説明すると、表情が変わるのがわかるくらい理解した様子だった。習慣的に飲酒している運行管理者が多く、自身に当てはめて考えてもらえたので関心が高かった。(バス会社勤務)

飲酒後のアルコールが体内でどうなるかを理解してもらえたようです。確認シート、ケーススタディは各自で記入後、4~5人で話し合った後に回答をしたので、理解が深まった。(運輸会社勤務)

お酒を飲むと強くなれるという誤解を解き、体や翌日に支障をきたさないお酒の飲み方を伝えることができた。「健康日本21」を初めて聞いたという参加者もいたので、今後も継続して社内外での研修の機会を増やしていきたい。(自動車教習所勤務)

アルコールが薬物と同じ作用があること、1単位の少なさ、健康日本21にアルコールが含まれていること、アルコールと健康について気づきを与えられたことが、うまくいった点です。(一般企業所勤務)

養成講座の年間スケジュール

飲酒運転防止インストラクター養成講座は、通信スクールをはじめとし1年を通してアルコールの正しい知識を深め、最後に自身が身に付けた知識を伝える研修を実施することで、実践経験の伴ったインストラクターを輩出しています。