アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK(アスク)」の情報発信サイト

ASK認定 飲酒運転防止インストラクター養成講座 企画・実施:特定非営利活動法人ASK 助成:日本損害保険協会(自賠責保険運用益拠出事業) 後援:内閣府/警察庁/法務省/国土交通省/厚生労働省/文部科学省 ほか

参加者の声 第13期(2020年度)

通信スクール修了者の声

実際に飲酒問題を起こした人に対し本当に親身に接することができるようになった。なぜアルコールは問題なのかをわかりやすく社内に広めていくことは、航空会社への信頼を維持するためにも必要と思う。(航空会社勤務)

自分がアルコール依存症の疑いありと知り、禁酒を一生続けようと思いました。同時に、指導では根拠となる数値をしっかり入れながら、気持ちを伝えることの大切さも忘れないようにしていきたいです。(自動車教習所勤務)

指導場面においては被害者の手記をもとに飲酒の仕方を見直させる機会としたい。また、酒を多量に飲む土地柄であることから、所内職員への知識付与もしていきたい。(刑務所勤務)

自分自身だけでなく、常識クイズなど周囲とも関わることで飲酒について話すきっかけができ、周囲にも理解が深まった。中には「自分に限って大丈夫」と自信満々な方もいるので、アルコールの1単位と処理時間は必須項目として展開していきたい。(一般企業勤務)

実践報告シートの記述より抜粋

教材のDVDや確認シートおよびクイズなどがあるのとないのとでは、実際の研修のやりやすさがまったく違います。話を聞いているだけでなく、目で見て印象づけてテストして知識になっていくと思いますので。(バス会社勤務)

8時間あけたらいけると思い込んでいた人がいて、「大変勉強になった」と言われました。また「自分の中の常識が変わった」と言って、私にお礼を伝えてきた方もいました。時間配分がなかなかむずかしく、所定の40分にまとまるようにするのがよいか、90分くらい取ってしっかり教えていくのがいいのか悩んでいるところです。(バス会社勤務)

外出自粛の影響で身体を動かせず寝つきが悪く、ついつい飲酒してしまう人もいました。寝酒に依存している人が多く見られ、適量以上に飲酒している人も。飲酒以外に楽しみを持ってもらうにはどうすればよいのか。(バス会社勤務)

自分の体質を知り、上手にお酒と付き合うための正しい知識を深めることができた。なぜ人は、ダメかもとわかっていても、仕事・運転などしなければならないことがあっても、それらに影響をおよぼすほどの飲酒をしてしまうのか? これまでは、間違いをしてしまった人だけが罰を受けて終わりということで済ましていたが、そうではなく、深く理解してその後につなげていくことこそ大切だと思う。(船舶会社勤務)

お酒をまったく飲まない自分はどのような行動をしていったらよいのか、との質問あり。回答として、お酒を飲まない人も正しいアルコール知識を身につけて、お酒をすすめない・飲ませないという行動につなげることができる。また、依存症について知ることで、周りにお酒に頼りがちな人がいたときにサポートできる、など、お酒を飲む・飲まないにかかわらずアルコールの基礎知識は重要と説明した。(航空会社勤務)

自分の体質を知ってもらうことで、お酒を飲む人も飲まない人もお酒との付き合い方について考えてもらえた点はすごくよかったです。そこで、ケーススタディとクイズを使って知識をより深められたように感じます。今回得た知識を、特に未成年で入校してくる普通車の教習生にしっかり伝えて、理解を深めてもらいたいです。(自動車教習所勤務)

養成講座の年間スケジュール

飲酒運転防止インストラクター養成講座は、通信スクールをはじめとし1年を通してアルコールの正しい知識を深め、最後に自身が身に付けた知識を伝える研修を実施することで、実践経験の伴ったインストラクターを輩出しています。