アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK(アスク)」の情報発信サイト

ASK認定 飲酒運転防止インストラクター養成講座 企画・実施:特定非営利活動法人ASK 助成:日本損害保険協会(自賠責保険運用益拠出事業) 後援:内閣府/警察庁/法務省/国土交通省/厚生労働省/文部科学省 ほか

参加者の声 第12期(2019年度)

通信スクール修了者の声

乗務員を教育・指導していく中で、アルコールに対する知識を理解し深め、ハンドルを握る責任、自分たちの仕事の重さを感じてほしい。うるさがられても、常に話していきたい。。(バス会社勤務)

お酒の本当のことを知って、よかった。自分も無理して飲まなくても、断わればよいとわかり、新しい対応ができるようになりました。――という自分の体験を発表して、各々が飲酒について考えるきっかけとしていただきたい。(トラック運輸勤務)

歓送迎会や懇親会などが頻繁にあり、参加率も高い職場なので、1単位の内容と処理時間についてポスターを掲示し、アルコールが残ったまま業務しないよう啓発していきたい。(運輸会社勤務)

単に社会問題だからダメではなく、正しい知識を理解し前向きに実行できる環境づくりに取組む。日常の会話の中でも話していく。(一般企業勤務)

地区別スクーリング修了者の声

自分が講習する際のポイントを教えていただくことができました。(トラック運輸会社勤務)

アルコールの歴史や種類、伝統・慣習などもふまえて解説いただき、興味深かった。(運輸会社勤務)

普段の業務で交流のない運輸関係の方とグループワークができて、ありがたかった。(医療機関勤務)

実践報告シートの記述より抜粋

近年はアルコール度数の高い酒類が登場している中で、500ml缶ならどれでも4時間前後でアルコールが抜けてしまうといった思い込みをしている従業員が多く、正しい1単位の知識を再認識してもらった。(バス会社勤務)

8時間あけたらいけると思い込んでいた人がいて、「大変勉強になった」と言われました。また「自分の中の常識が変わった」と言って、私にお礼を伝えてきた方もいました。時間配分がなかなかむずかしく、所定の40分にまとまるようにするのがよいか、90分くらい取ってしっかり教えていくのがいいのか悩んでいるところです。(バス会社勤務)

乗務員側としては検知器にひっかからないために飲酒量を控えるという考え方になるが、そこをどのようにして身体のため家族のためという発想に切り替えていけるかが今後の課題。(トラック運輸会社勤務)

アルコール分解に関する知識について、参加者自身の経験談を聞きながら進めたため、関心を持って聞いてもらうことができた。また、アルコール依存症の方の悲惨な事例も参加者から紹介していただき、短時間ながらディスカッションもできました。一方的な研修ではなく、参加型が効果的だと感じました。(航空会社勤務)

交通事故防止講話の中で触れ、アルコール1単位と分解時間を初めて知り、飲酒量を調整する必要、そして二日酔い運転の危険性がよく理解できたとの声が聞かれた。(警察勤務)

養成講座の年間スケジュール

飲酒運転防止インストラクター養成講座は、通信スクールをはじめとし1年を通してアルコールの正しい知識を深め、最後に自身が身に付けた知識を伝える研修を実施することで、実践経験の伴ったインストラクターを輩出しています。