アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK(アスク)」の情報発信サイト

ASK認定 飲酒運転防止インストラクター養成講座 企画・実施:特定非営利活動法人ASK 助成:日本損害保険協会(自賠責保険運用益拠出事業) 後援:内閣府/警察庁/法務省/国土交通省/厚生労働省/文部科学省 ほか

参加者の声 第5期(2012年度)

通信スクール修了者の声

今後の社員に対する教育に使用できそうな対策が多数あったので役立てたい。記述の設問は、具体的な再発防止策を考えさせられたのでためになった。難しい設問もあったが、詳しい解説があって分かりやすかった。社員に対して、例え少量のアルコールでも、アルコールには依存性があり依存症になる危険性を呼び掛け、自己管理させることで飲酒運転防止に努めたいと思います。(バス会社勤務)

身近ではあるが、あまり深く考えたことのない学習で勉強になりました。記入式はなかなか大変でしたが、記憶に留まるので良かった。1単位のアルコールが体内から完全に排出されるのに必要な時間は予想以上に長いことを裾野から広めて行きたい。(自動車教習所勤務)

緻密で詳細な資料で大変勉強になりました。テストで自分が教材内容を理解しているか確認でき、添削のアドバイスで習熟度や反省点を振り返ることが出来ました。職業柄、各企業等への講習会で伝える立場にあるので、教材の内容を有効活用し資料として役立たせていただきます。(警察勤務)

教材は非の打ち所がなく「もっと知りたい」と思うほどです。テストにあった設問は今後活用していく時のキーポイントにします。自分と違う視点のコメントは未熟者には心強いです。ああ言えばこう言う飲兵衛たちに、ぐうの音も出ない程の知識を植え付け、「やって良かった」と言わせたいです。まずは全員のγ-GTP100以下が目標です。(運輸会社勤務)

飲酒運転の恐さや愚かさがよく分かった。テストやワークは、教材の復習や実際の対応を考えるのに役立った。非常に丁寧に優しく添削してもらい、次のレポートに対するやる気が湧いた。アルコールが身体に与える影響や社会が飲酒や飲酒運転に対して寛容でないことを伝えたい。(刑務所勤務)

地区別スクーリング修了者の声

豊富な知識と経験に基づく講義で分かりやすかったです。通信教育で学んだ内容をより深い理解へつながりました。DVDは要点が分かりやすくまとめられ、実際の講義で活用できます。スキルアップ研修など継続して参加していきたいと思います。(バス会社勤務)

プログラムでは気付かなかった点や勉強になった点がたくさんあり、有意義でした。また、講師の進行は、将来自分がインストラクターになった際の参考になりました。県内の事業所に対する安全講話の参考とさせていただきます。(警察勤務)

分かりやすい事例を用い、説明してくれたので良かった。DVDについても講座ごとにコンパクトにまとめられているので要点を絞りやすい。どうして飲酒運転はいけないのか、というところに時間を要したグループワークもしたかった。北海道では札幌のみの開催なので、他の道内の都市での開催をお願いしたい。(刑務所勤務)

節度ある適度な飲酒や、アルコール依存症の判断材料が分かった。早速DVDを自宅で振り返りますが、もう少し実際の生の声を入れて欲しかったです。上級にもトライしたいと思います。(一般企業勤務)

アルコール治療を医療現場でやっていますが、アルコールの害や基本的なことをまとめてわかりやすく整理してもらったと思います。治療の場でも、職員研修としても役立てたいと思います。(医療機関勤務)

実践報告シートの記述より抜粋

講座3の節酒・断酒の実践で、ついつい飲み過ぎることを討議しました。その後節酒・禁酒の工夫を発表してもらい色々な意見が出て有意義な討議になりました。(バス会社勤務)

全員が、DVD、ビデオ、確認シート、ケーススタディを短い時間で研修に取り組んでいました。ドライバーは、アルコールチェックを点呼の時にやらなければならないので、1単位の処理時間を計算して、納得していました。(運輸会社勤務)

ドリンク剤にもアルコールが含まれているとは知らなかったと言う意見と、飲み過ぎると翌朝の車通勤に影響があることを知り、「注意しなければ」と言う意見が多かった。(自動車教習所勤務)

警察官なので飲酒運転の危険性は熟知していたが、職場の同僚等との飲酒において、アルコール依存症になる危険性を説明することで節度ある飲酒を呼びかけることができた。(警察勤務)

実際に焼酎党のドライバーに、次の日が休みの時に飲む量を計ってもらったところ、意外な数値に驚いた。全員が興味津々でした。2、3単位の飲酒についての体への影響について話した時、「オッ~」という声が上がった。かなり意識が高まった瞬間だと思いました。(運輸会社勤務)

養成講座の年間スケジュール

飲酒運転防止インストラクター養成講座は、通信スクールをはじめとし1年を通してアルコールの正しい知識を深め、最後に自身が身に付けた知識を伝える研修を実施することで、実践経験の伴ったインストラクターを輩出しています。