アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK(アスク)」の情報発信サイト

ASK認定 飲酒運転防止インストラクター養成講座 企画・実施:特定非営利活動法人ASK 助成:日本損害保険協会(自賠責保険運用益拠出事業) 後援:内閣府/警察庁/法務省/国土交通省/厚生労働省/文部科学省 ほか

上級インストラクターのご紹介(関西)

  • 須和 憲和

    (すわ のりかず)

    • 神姫バス(株)
      運行管理者(旅客)
    • 交通心理士
    • 産業カウンセラー

    兵庫県姫路市(2010年12月認定)
    連絡先:
    079-223-1347(神姫バス株式会社)
    メール:
    unyu@shinkibus.co.jp

    今の車社会は安全なものでしょうか。
    時速40kmの車が止まれと言われてどれ位の距離で停止するでしょうか。
    お酒、わかっちゃいるけどやめられない。
    などなど・・・一緒に考えてみませんか?
    今までの間違った知識に気づき、正しい知識を習得しましょう。
    「見えている危険」と「見えていない危険」、運行管理者としての経験をもとにお話します。
    たえず声かけをする。一緒になって考える。責任をもつことなどによって一人ひとりの意識と行動を具体的に変えていきましょう。
    「1単位、人が酒を飲む。2単位、酒が酒を飲む。3単位、酒が人を飲む」
    節度ある飲酒に努めましょう。

  • 森下 誠天

    (もりした まさたか)

    • (株)ATR-Sensetech
    • 日本交通心理学会認定
      交通心理士

    京都府相楽郡(2012年03月認定)
    連絡先:
    0774-98-6770(株式会社 ATR-Sensetech)
    メール:
    m.morishita@sensetech.jp

    指定自動車教習所教習指導員歴23年の経験を生かし、その力を初心運転者教育のみならず、運転免許既得者に対する安全運転再教育の一環として、飲酒運転事故の根絶を目指し、世の人々に飲酒運転の結末の恐ろしさを伝えていきたいと考えています。
    また、アルコールに対する誤った知識を正し、更にアルコール依存症に対する誤ったイメージを払拭できるように努力していきたいと思います。現在の日本ではアルコールが日常生活のコミュニケーションの手段、習慣として深く根付いています。決してアルコールの存在を否定するわけではありません。アルコールそのものの正体をよく知り、アルコールとの上手な付き合い方や正しい知識を身につけ、楽しく幸せな日々が過ごせるよう、これから一緒に学んでいきましょう。

  • 高林 秀年

    (たかばやし ひでとし)

    • 山城自動車教習所
      交通教育センター
      R-ism Lab.(リズムラボ)
    • 日本交通心理学会認定
      交通心理士
    • 教習指導員
      (指導歴26年)
    • 技能検定員
      (普通車、二輪、大型車)

    京都府綴喜郡(2012年03月認定)
    連絡先:
    0774-82-2165(株式会社 山城自動車教習所 代表)
    メール:
    h.takabayashi@8046.com

    飲酒による交通事故は危険運転致死傷罪の成立から12年間、減少しているものの悲惨な飲酒による死亡事故の根絶には至っていません。
    飲酒運転は「犯罪」です。人の命を奪う悲惨な死亡事故、飲酒運転事故の根絶を目指し、私の自動車運転に関する経験を活かし、大切なものを守るために飲酒についての必要な知識や節度ある飲酒の方法などを伝えて行きたいと思います。
    また、人の心は、常に弱い一面を持っていると思います。「このくらいなら大丈夫だろう。」「少し酔いを覚ませば大丈夫。」という飲酒に対する甘い認識が生じないように正しい取り組みをお互いに実践していきましょう。

  • 田中 基靖

    (たなか もとやす)

    • 産業カウンセラー
    • 運行管理者(旅客)
    • 運行管理者(貨物)

    兵庫県姫路市(2012年06月認定)
    メール:
    tanaka_driver@yahoo.co.jp

    私のスタンスとしては『飲酒運転』は悪ですが、『飲酒』を否定しないようにしています。
    冠婚葬祭に『お酒』がつきものであることは、日本の文化であり、神聖なる儀式では、お酒は無くてはならない存在です。酒は、『百薬の長』にして『万病のもと』となったのは庶民文化の発展した江戸時代の話ですが、経済成長に伴い社交上の道具として、さらに『酔い』を楽しむ手段として日常的となった今日では、残念ながら様々なトラブルの元凶になってしまいました。
    本当は、お酒は悪くないんです。
    お酒の知識が無い私たちが、もっと勉強して上手に付き合うことが必要なのです。
    『お銚子一本』とはよく言ったもので「お酒の1単位」を昔の人々は知っていたようです。お酒について皆さんに知っていただき、『よい飲酒習慣=節酒』を実行していただきたいと考えています。この1単位は全ての運転者や関係者にとって大切な知識です。
    このような考えのもとで私は、上手なお酒の付き合い方と飲酒運転事故防止を実行するために、上級インストラクターとして活動に取り組んでいます。

  • 木原 新吾

    (きはら しんご)

    • 関西ドライビングスクール
      教習指導員
    • 技能検定員

    兵庫県姫路市(2013年01月認定)
    連絡先:
    079-264-4888(関西ドライビングスクール)
    メール:
    info@knsidrsc.jp

    私は、指定自動車教習所の教習指導員・技能検定員として日々、初心運転者の育成に尽力しております。
    ところで現在の交通情勢について皆様はどのように感じていらっしゃいますか。罰則が強化され、また社会の目が飲酒運転の悪質性に向いているため、飲酒運転は減少しているように思えますが、なかなか0ゼロにはなりません。
    私は、指定自動車教習所の職員(教習指導員・技能検定員)としての経験や知識に上級インストラクターとしての知識を併せ、「安全運転教育」を行うとともに「アルコールに関する正しい知識」を多くの皆様に伝えていく活動をしていきたいと思います。

  • 三野 克人

    (みの かつひと)

    • 加古川刑務所法務教官

    兵庫県加古川市(2014年02月認定)
    連絡先:
    079-424-3441(加古川刑務所 教育)

    1986年(昭和61年)関西の少年院に法務教官として拝命,2008年(平成20年)加古川刑務所に転勤となり現在に至っています。転勤直後の右も左も分からないときに,当時の上司から「飲酒運転防止インストラクターの通信教育を受けなさい。」との指示があり,第1期を受講することになりました。それまではアルコールの知識もなく,関心も高くありませんでした。実際に改善指導を行うため交通事犯者と接することで飲酒運転による事故の悲惨さや,飲酒運転だけで刑務所に収容されている現状を見て,飲酒問題の深さを知ることができました。平成21年から受刑者に対する「飲酒運転事犯者指導プログラム」の開発に関わり,よりアルコールの知識が必要と感じています。
    現在,主に受刑者のアルコール問題に取り組んでいます。多くの者は自分のアルコール問題に気付かず,その自覚もありません。しかし,飲酒運転だけでなく様々な犯罪にアルコールが絡んでいるのが現状です。自分の役割は,受刑者がアルコールの問題に気付き,出所後アルコールとどのように付き合っていくかを考える時間を作ることであると考えています。限られた時間ではありますが,刑務所で学んだことが社会に出てからの自己管理に役立つような援助を行なっていきたいです。
    私の周辺(親戚,友人,先輩)でも飲酒が原因で亡くなった方がいます。刑務所の中だけでなく,周囲にも正しいアルコールの知識を広めいたと思います。車両の運転に関して,無事故無違反は意識してできるものです。ともに安全な生活を送りましょう。

  • 渡辺 孝弘

    (わたなべ たかひろ)

    • 医療法人和気会
      新生会病院
      医療福祉相談室室長
    • 精神保健福祉士

    大阪府和泉市(2017年05月認定)
    連絡先:
    0725-53-1222(新生会病院)
    メール:
    shinseikai-hospital@nifty.com(新生会病院)

    平成3年からアルコール依存症専門病院の新生会病院に勤務しております。
    アルコールのために辛い体験をされ、治療を受けに来られた方と出会ったときに「お酒のことを知っていれば依存症まで進行しなかったのではないか」、「お酒のために大切なものを失う前にもっと早く来ていただければ」と思うことがよくありました。勤務先の新生会病院では地域連携推進の取り組みとして、依頼を受けて各機関に出張研修会を開催しておりますが、このような機会がもっと増えて、多くの方々にアルコールについての知識を伝え、依存症の予防、早期発見に取り組んでもらうことの大切さを実感しています。
    アルコールに関連する問題は本人だけではなく、ご家族や職場など周りの方々への影響も大きいと言われています。飲酒運転事故はこの方々と被害にあわれた方の命と生活に関わる問題であることをこの講座を通して学びました。飲酒運転のない社会に向けて、健康面からの視点と共に飲酒運転防止の活動に一層取り組んでいきたいと思います。

  • 難波 博之

    (なんば ひろゆき)

    • 運行管理者(貨物)
    • 防火管理者(甲種)
    • 物流技術管理士
    • ISO内部監査員(品質・環境)
    • 食品衛生責任者
    • 防災士
    • ひょうご防災リーダー

    兵庫県神戸市(2018年05月認定)
    連絡先:
    090-2069-7375
    メール:
    klc.hi.nanba.7375@ezweb.ne.jp

     私は以前、自動車教習所で技能指導員をしておりました(普通車)。現在は、食品メーカーの物流子会社で、安全・品質・事故関係の業務をしております。日々、運送会社や乗務員へ飲酒運転撲滅他、事故防止の呼び掛けを行なっております。残念ながら、配車受付時のアルコール検知事例は撲滅には至っておりません。特に、休日明け乗務時のアルコール検知事例が多発傾向にあります。
     これだけ世の中で『飲酒運転撲滅』が叫ばれている状況下、なぜ、飲酒運転をする運転者がなくならないのか。これにはやはり『自分は大丈夫だ』、『近くだから大丈夫だ』、『いつも問題ないから今日も大丈夫だろう』などの安易な考え方と、『アルコールに関する正しい知識の欠如』と言う問題があると思います。いくら呼び掛けや指導を行なっても、なかなか撲滅に至らないアルコール検知事例、これを是非、撲滅したい、世の中から飲酒運転と言う物を無くしたいとの思いから、このたび、上級インストラクター講座を受講しました。
     アルコールは上手に付き合えばいい面もありますが、誤った付き合い方をすると人生を破綻させる危険な薬物ともなり得ます。どうか皆様には、アルコールに関する正しい知識を身に付けて頂き、厚生労働省が策定した『健康日本21』に謳われている『健康寿命を延ばす』アルコールとの付き合い方を実践して頂きたいと切に願っております。
     私は、『決め付け』や『頭ごなし』ではなく、技能指導員や安全品質業務、また物流会社の営業担当等で培った様々な視点から、皆様個々人に合った節酒の方法を、皆様と共に構築して行き、健康的で楽しいアルコールとの付き合い方を指導・促進すると共に、飲酒運転による悲惨な事故のない、安全・安心・快適な交通社会の構築に向け微力ながら尽力して参る所存です。

養成講座の年間スケジュール

飲酒運転防止インストラクター養成講座は、通信スクールをはじめとし1年を通してアルコールの正しい知識を深め、最後に自身が身に付けた知識を伝える研修を実施することで、実践経験の伴ったインストラクターを輩出しています。