アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK(アスク)」の情報発信サイト

ASK認定 飲酒運転防止インストラクター養成講座 企画・実施:特定非営利活動法人ASK 助成:日本損害保険協会(自賠責保険運用益拠出事業) 後援:内閣府/警察庁/法務省/国土交通省/厚生労働省/文部科学省 ほか

参加者の声 第16期(2023年度)

通信スクール修了者の声

今まで罰則で抑えることが大切と考え、意思の弱さ、意識の低さでアルコール検知が出るものと思っていた。しかし、いろいろな要因があるのを知り、多方面から考えていきたい。(バス会社勤務)

おそらく社員が考えているよりもアルコールの体内での処理時間が長いと考えるので、知識として身につくよう声掛けや指導を行なっていきたいです。(運輸会社勤務)

教材は実際の事例を基に詳細に解説してありよかった。1単位と体内での処理時間を理解している割合は低いと感じる。それらの知識を職場に広めたい。(航空会社勤務)

記述式問題は内容が濃く身についた。管理者の教材として使用することができる。常識クイズはすぐに実践できる手法の1つだと思います。(一般企業勤務)

実践報告シートの記述より抜粋

最初に体質判定を実施し判定結果を把握してもらってから研修を始めたので、アルコールが体に与える影響や寝酒の落とし穴、節酒のコツへとスムーズに進めることができた。とくに重要な、単位とアルコールが体から抜ける時間はしっかりと理解を得られたと感じた。(バス会社勤務)

飲酒運転は当然いけないこととわかっていても、どの程度の飲酒でどのくらいの時間が必要なのかを理解していない方が多かった。具体的な数字を出して説明することで理解につながったと思う。(運輸会社勤務)

アルコールに対して3つの体質があるわかったことで参加者は自身がどの体質かなど話し合うことができ、スムーズに研修に導入できました。またケーススタディによりお酒が抜けるまでの時間が思いのほか長くかかることを再認識してもらえました。(航空会社勤務)

新規採用職員対象に実施。自分の体質を知り、アルコールの処理時間を考え、飲酒量を自制することを伝えた。参加者からは、飲酒運転はダメだということは理解できているが、その防止対策について深く考えたことがなかった、との意見があり、防止の方法を伝えることの重要性に改めて気づくことができた。(消防署勤務)

看護師対象に実施。1単位の分量を確認シートで再認識することで思いこみを修正でき、正しく理解できた。焼酎党の実験では、コップに入れる焼酎の量が思っている以上に多くなっているのが、実際にやってみることで目に見えて確認できた。(医療機関勤務)

参加者の多くは、飲酒して就寝後の翌朝には酒気が抜けていると考えていて、自覚のないまま出勤時に飲酒運転してしまう危険性に驚いていた。飲酒による健康面のリスクだけでなく、そういった社会生活の面でのリスクについても啓発していく必要がある。(一般企業勤務)

養成講座の年間スケジュール

飲酒運転防止インストラクター養成講座は、通信スクールをはじめとし1年を通してアルコールの正しい知識を深め、最後に自身が身に付けた知識を伝える研修を実施することで、実践経験の伴ったインストラクターを輩出しています。