スクーリングは10:00から17:00までの1日集中で行なわれ、研修用DVD「知って得する!アルコールの基礎知識」を使った参加型研修の全メニューを体験します。
グループでの話し合いやケーススタディ(事例検討)など、すぐに使える内容になっています。スクーリングでは、目的を同じくした異業種の方が一堂に会します。スクーリングでの出会いから情報交換や異業種連携が進む可能性にも期待しています。
スクーリングの参加費は受講料に含まれている為、別途料金等は不要です。スクーリング参加者には、研修に使ったDVDと活用マニュアル&配布用シートを配布いたします。
カリキュラム(10:00開始 17:00終了)
おおよその時間 | 講座 | 内容 |
10:00~10:30 | ガイダンス
※30分 |
・飲酒運転をめぐる社会状況とインストラクターの役割
・スクーリングの目的と概要、認定までの流れ |
10:30~11:30 | 【講座1】
アルコールの「1単位」と体質 ※60分プログラム |
◆体質判定テスト
●DVD視聴(13分) →確認シートに記入 →確認シートの答え合わせおよび解説 ◆体質判定テストの結果確認 ◎グループワーク:酒気帯びのケーススタディ |
11:30~11:40 | 質疑応答など(10分) | |
11:40~11:50 | 休憩 | 講義の進行によって、時間が前後する場合がございます |
11:50~12:20 | 【講座2】
「酔いの正体」と運転への影響 ※30分プログラム |
●DVD視聴(7分)
→確認シートに記入 →確認シートの記述を数人が発表および解説 ◆2007法改正穴埋めクイズ |
12:20~12:30 | 質疑応答など(10分) | |
12:30~13:30 | 昼食 | 講義の進行によって、時間が前後する場合がございます |
13:30~14:40 | 【講座3】
「寝酒の落とし穴」と「節酒のコツ」 ※70分プログラム |
◆焼酎党の実験
●DVD視聴(9分) →確認シートに記入 →確認シートの答え合わせおよび解説 ◎グループワーク:つい飲みすぎる場合・節酒のための工夫 ◎グループワーク:酒気帯びのケーススタディ ◎グループワーク:節酒・断酒の実践プラン |
14:40~14:50 | 質疑応答など(10分) | |
14:50~15:00 | 休憩 | 講義の進行によって、時間が前後する場合がございます |
15:00~15:50 | 【講座4】
「アルコール依存症」の予防と早期発見 ※50分プログラム |
●DVD視聴(14分)
→確認シート記入 ◆アルコール依存症常識クイズ →回答および解説 ◎グループワーク:酒気帯びのケーススタディ |
15:50~16:00 | 質疑応答など(10分) | |
16:00~16:50 | フリーディスカッション
※50分 |
こんなときどうする?
困った事例Q&A グループでの話し合いのすすめ方・留意点など |
16:50~17:00 | 終了式 | DVD・活用マニュアル&配布用シート等をお渡しします |
スクーリング講師紹介
山村 陽一
(やまむら よういち)
元・JRバス関東会長
ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)・飲酒運転対策特別委員会委員長
アルコール関連問題予防研究会(久里浜医療センター主宰)運営委員
1966年、東京大学文学部心理学科を卒業後、事故対策の研究員として国鉄に入社。人事部門を経て、1988年にJRバス関東に入社し、1996年、代表取締役社長に就任。
2003年、取締役会長になって2ヵ月目に、同社の高速バス運転手が乗務中に飲酒運転を起こし、再発防止対策に追われる。同年、引責辞任。
以来、飲酒運転対策を自身のライフワークと定め、2005年に設置されたASKの「飲酒運転対策特別委員会」の委員長となる。管理・処罰に偏った対策の落とし穴と、アルコールの基礎知識を広め、多量飲酒ドライバーの生活習慣を変容させる節酒指導の必要性を説く。
全国での講演多数。2008年からは、ASK〔飲酒運転防止インストラクター養成講座〕のスクーリング講師も務める。
ASKの職場の飲酒運転対策メルマガ(月刊)に「山さんコラム」を好評連載中。